こんにちは!
Seria(セリア)のiPhone
SE/8/7用手帳型ケースメッシュタイプを購入して使ってみた!
今回の記事をオススメしたい方
- 100円ショップのiPhone用ケースに興味がある
- セリアのiPhoneSE用手帳型ケースメッシュタイプについて詳しく知りたい
数年前からiPhoneの大型化や円安による輸入コスト上昇などのせいで、100円ショップでiPhoneの手帳型ケースを見かけなくなってきたけど、最近(2024年4月)セリアを見ていたら、1種類だけiPhone
SE(第3世代・第2世代)/8/7用の手帳型ケースを発見!
今となっては100円(税込み110円)で購入できる旧型デザインのiPhone用手帳型ケースは超貴重だと思う。
以前、同じセリアの手帳型ケースを購入してレビュー記事を書いたけど、パッケージのデザインや少し仕様が変わっていそうなので、再び購入してみました。
というわけで、今回は「セリアのiPhone
SE/8/7用手帳型ケースメッシュタイプを購入して実際に使ってみた感想」を書いた記事です。
手帳型ケースメッシュタイプの仕様
製品仕様名称:iPhone SE(第3世代・第2世代)/8/7 手帳型ケースメッシュタイプ対応機種:iPhone SE(第3世代・第2世代)/8/7価格:100円(税込み110円)材質:ポリウレタン、ポリカーボネート、磁石、紙寸法:約14x7cm特徴・開閉しやすいマグネットタイプ・カードポケットが1️つ・ケースをつけたまま撮影可能・スタンド機能発売元:株式会社セリア生産国:中国※パッケージに記載の情報を引用
仕様の中から個人的に気になった分だけをピックアップして紹介しています。
対応機種はiPhone
SE(第3世代・第2世代)/8/7となっているので、ホームボタンのある旧型デザインで画面サイズ4.7インチのiPhoneで使えます。
ちなみにiPhone
SE(第3世代・第2世代)と8は全く同じサイズで、7はそれらと縦横のサイズが0.1~0.2mmほどしか変わらないサイズなので、同じケースが利用可能というわけです。(カメラ穴のサイズが合わない可能性があるけど、iPhone6や6sでも利用できると思う)
詳しくは過去の記事
「iPhone6sにも使える?」をご覧ください。
発売元はセリアとなっているので、100円ショップセリアでのみ販売されている商品です。セリアは他の100円ショップと違って唯一100円(税込み110円)の商品のみを扱っているお店なので、色んなコストが上がっている今の時代では貴重な存在です。
手帳型ケースの材質のポリウレタン(手帳の表紙の部分)、ポリカーボネート(iPhoneを装着する部分)、マグネット(手帳のベルト)と使われている部分はわかるけど、紙はどこなんだろうか...。手帳の表紙の部分の強度を高めるために中に入っているのかな?
材質について気になる方は過去の記事
をご覧ください。
手帳型ケースメッシュタイプの外観を紹介
まずはiPhoneを装着する前に手帳型ケースメッシュタイプだけを詳しく見てみます。
手帳型ケースメッシュタイプの外観まとめ
「メッシュ=網の目デザイン。手帳カバーの外側は艶がある黒のメッシュ加工だけど、内側は灰色の柔らかい加工になっている。iPhone装着部分は黒の固いポリカーボネート。ベルトとカードポケットが付いている。」
メッシュケースの表面です。色は艶がある黒で、2種類の四角形が斜めに規則的に並んだ模様になっています。まるで網目のような、木で作られたかごがこんな感じで編んである気がする。
メッシュ【mesh】 の解説1 網の目。また、網目状に編んだもの。網目織り。「—の靴下」2 篩 (ふるい) の目、または粉体の粒の大きさを示す単位。1平方インチ当たりの篩の目の数で表す。出典:デジタル大辞泉(小学館)引用元:goo辞書
メッシュという意味があまりピンとこなかったので、調べてみると「メッシュ=網の目、網目状で編んだもの」ということらしい。つまり僕の認識で合っていました。
メッシュケースの裏面です。表面と同様に黒のメッシュデザインになっていて、左上にはアウトカメラのための穴(カメラ穴)が空いています。
手帳カバーを開いてみました。左側(開閉する部分)にはカードポケットがひとつあって、右側のiPhoneを装着する部分には保護剤が入っています。
それにしても手帳カバーの外側は黒のメッシュデザイン&革風の加工なのに内側は灰色で柔らかい別の加工になっているのが意外だった。コストダウンのため?
左側のiPhoneを装着する部分は黒くて固いポリカーボネートで出来ています。
ちなみにベルトも固くて割としっかりしている。ベルトと手帳側の両方にマグネットが入っているので、パチっと手帳がキレイに閉まるのはとても良い。
手帳型ケースメッシュタイプを装着してみた
続いて手帳型ケースメッシュタイプをiPhoneに装着した状態で見てみます。
正式名称の手帳型ケースメッシュタイプだと長いので、記事の中では一部をメッシュケースと記載していますので、ご了承ください。
メッシュケースを装着まとめ
「上下側面と左右側面のボタンがある部分にはカバーがないが割り切った作り。カードポケットはちゃんと使えるし、スタンドとしてはベルトが邪魔だけど、一応使える。」
手帳カバーを閉じた状態の表面です。iPhoneが下から顔を出しています。
手帳カバーを閉じた状態の裏面です。カメラ穴の深さも十分なので、アウトカメラをちゃんと守れそう。
手帳カバーの背表紙です。背表紙もメッシュのデザインだけど、上下に隙間が空いているのが気になる。
手帳カバーをを開いた状態です。iPhoneがケースにピッタリと収まっています。当たり前だけど、ジャストサイズ!
カードポケットは飾り程度に思っていたけど、意外と丈夫にできてそうです。実際にカードを1枚入れることができるし(ただし、カードの3分2しか入らない)カードを抜き差しても問題ない強度もありそう。
メッシュケースを付けた状態のiPhoneの上側面です。この部分には両端を除いてカバーがない。
Lightning端子とスピーカーがあるiPhoneの下側面です。ここも端子とスピーカーの部分にはカバーがない。
電源ボタンのあるiPhoneの右側面です。ここも電源ボタンの部分はカバーがない。
マナースイッチと音量ボタンがある左側面です。ここもマナースイッチと音量ボタンの部分にはカバーがない。
スタンドとして使用してみました。裏面のカバーが真ん中から折れるようになっているので、キレイにスタンドの形になる。
だたし、ベルトが画面に重なって邪魔になるのでスタンドの意味がない気もする。
旧型のセリアの手帳型ケースと比較してみた
ここでは以前販売されていた「セリアのiPhoneSE/8/7用手帳型ケース(旧型)」と手帳型ケースメッシュタイプを比較しています。
ちなみに過去に旧型の手帳型ケースのレビュー記事も書いています。

100円だけど多機能!セリアのiPhoneSE/7/8用手帳型ケース【レビュー】 | ひきこもりの生きる道
100円ショップSeria(セリア)のiPhoneSE(第2/第3世代)7/8用手帳型ケースのレビューです。100円なのに手帳型ケースの機能が一通り揃っていてコスパ良し?ダイソーの200円手帳型ケースとの比較もしています。
新旧比較まとめ
「旧型の手帳カバーの方がデザインの統一感や厚みがあって優れているけど、iPhone装着部分のポリカーボネートはメッシュケースの方が厚みがあって丈夫。メッシュケースは全体的にコストダウンが目立つ。」
パッケージの比較です。旧型はプリスターPVC(透明なプラスチック)と台紙の紙という100円商品なのに見栄えがするパッケージだったのに、メッシュケースはシンプルなビニールのパッケージになっています。
単なるコストダウンなんだろうけど、メッシュケースの方がエコで地球に優しいパッケージとも言える。
両方とも材質は「ポリウレタン、ポリカーボネート、磁石、紙」で寸法は約14x7cmなので、全く同じ。旧型の対応機種にiPhoneSE(第3世代)がないのは、旧型を購入した時期(2022年3月以前)に第3世代が発売されてなかったから。
手帳ケースを閉じた状態の表面と裏面です。単純に牛革風とメッシュというデザインの違いもあるんだろうけど、旧型の方が裏表どちらとも周りを糸で縫ってあるので、丈夫な作りに見える。
背表紙です。旧型は全体がカバーで覆われているのに対して、メッシュケースは上下に隙間が空いていて、iPhoneを装着する部分のポリカーボネートが見えている。
手帳カバーを開いた状態の表面と裏面です。旧型はカートポケットが2つと収納ポケットが1つの計3つあるのに対して、メッシュケースはカードポケットが1つだけというシンプルな作りになっている。
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赤枠の部分がカードポケットと収納ポケット |
でも、旧型の2つのカードポケットは薄くて実用性がなかったので、両方とも使えるポケットは実質1個ということであまり変わらない。
iPhoneを装着する部分は両方とも固いポリカーボネートだけど、旧型は表面がツルツルの質感で薄い黒なのに対して、メッシュケースはザラザラの質感で濃い黒になっている。さらにメッシュケースのほうがポリカーボネートが厚いので、旧型より少し固さがアップしている。
手帳カバーを閉じた状態で2つのケースを重ねて、上側面と下側面を見てみます。こうして見るとiPhoneを装着するポリカーボネートの部分はメッシュケースのが厚いのがわかる。ただし、手帳カバーの部分は旧型の方が厚い。
そして、両方ともiPhoneを装着する部分の上下側面にカバーがないのは共通している。
右側面と左側面を見てみます。旧型は丁寧に各種ボタンに合わせて穴を開けていたのが、メッシュケースは大雑把に各種ボタンの周辺に穴が空いている感じで、ボタン部分の上の枠(カバー)もなくなってスッキリしている。左側面のマナースイッチと音量ボタンの境目もない。
旧型のボタン部分の上の細い枠や境目はあまり意味がなかったから、メッシュケースの方が合理的な形状だと思う。
最後にiPhoneを装着して手帳カバーを開いた状態での比較です。やっぱりカバーの外側と内側で同じ牛革風の加工がされている旧型の方が高級感があると思う。メッシュケースの内側の灰色の加工は見栄えが良くない...。
使って気付いた長所と短所
ここでは手帳型メッシュケースを実際に使って気付いた長所と短所をまとめています。
使って気づいた長所と短所
- カメラ穴の左上のカバーがペラペラ
- 内側のカバーは傷や汚れがつきやすい
- カードを入れるとベルトが閉まりにくい
- iPhoneの上下側面にカバーがない
- iPhoneを気軽に取り外せない
- 100円(税込み110円)なのに多機能でコスパ良し
カメラ穴の左上のカバーが薄い!
メッシュケースを触っていて、一番気になったのはカメラ穴の左上のカバーがペラペラで薄いこと。ここから剥がれてケースが壊れそうで怖い..。ケースの角は使っていると、どうしても何かに接触して消耗する部分だし、ここが薄いのはすごく残念。
手帳カバーの内側は傷や汚れが目立つ!
手帳カバーの内側の灰色の加工は見た目も良くないけど、それ以上に傷や汚れが簡単について目立ちやすい欠点がある。ほんの少し触って、手帳ケースを開閉しているだけでも白い痕がつくぐらいデリケートにできている。傷や汚れを気にする人には辛いかも。
カードを入れるとベルトが閉まりにくい!
カードポケットは丈夫でカードの抜き差しにも耐えられるようにできているけど、カードを入れるとケースの厚みが増してバランスが悪くなるのか、ベルトが閉まりにくくなる。
簡単にベルトが閉まらないのは使っていてストレスになるから、カードを入れない方がいいのかもしれない。
iPhoneの上下側面にカバーがないのが気になる!
これはこのケースに限った話ではないけれど、iPhoneの上下にカバーがなくて空いているのは気になる。左右側面のボタン類はカバーがなくても良いと思うけど、上下側面はカバーがないと、落とした時の衝撃でiPhoneに傷がつかないかが心配になる。
iPhoneをメッシュケースから取り外しにくい!
iPhoneを装着する部分のポリカーボネートが固いせいか、メッシュケースからiPhoneを取り外しにくい。あまりにも固いので、取り外そうとするとケースやiPhoneを壊しそうで怖い...。つまりこのメッシュケースは頻繁にiPhoneを付けたり外したりする用途には向いていない。
100円(税込み110円)とは思えない多機能!
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値段を考えれば多少の欠点も許せる |
上に挙げたような多少の欠点はあるけれど、「メッシュデザイン、それなりに厚い手帳カバー、iPhone装着する部分が固くて丈夫、マグネット付きのベルト、カードポケット、スタンド機能」など、100円(税込み110円)とは思えないぐらい多機能なので、用途を選べばかなり使える商品なのは間違いない。
今となっては他に100円で購入できるiPhone用手帳型ケースを見かけないといった点からも、低価格と多機能を備えているメッシュケースは優れているとも言える。
今ホームボタンがある旧型iPhoneを購入するならコレ
手帳型メッシュケースに対応したホームボタンのある旧型iPhone(7/8/SE2/SE3)を購入するならば、どれがオススメ?かを簡単にまとめています。
ここでは中古やSIMフリーモデルの新品を購入することを想定しています。
旧型iPhoneを購入するならまとめ
「サブ機ならば中古のiPhone8(64GB)、メイン機ならばコスパ重視の場合は中古のSE2(128GB)、長く使いたいならばSE3」
メイン機:常に持ち歩いて家でも外でも使うiPhone(スマホ)のこと
サブ機:家でのみ使うなど、限定した用途で使うiPhone(スマホ)のこと
サブ機ならばiPhone8
iPhone7
発売年:2016年
対応OS:iOS 15.8.2(最終更新日2024.3.25)
中古価格:10,000円以下
iPhone8
発売年:2017年
対応OS:iOS 16.7.8(最終更新日2024.5.13)
中古価格(Amazon整備済み品):64GB[13,500円~]
※調査日:2024年5月24日
iPhone7と8は既に最新iOSのサポートを切られていて、時間の経過とともに使えないアプリが増えていくだけなので、メイン機として使うのはオススメできない。
ただし、iOSのセキュリティアップデートは続いているし、ゲーム以外ならば今使ってもそこまで動作が重くないので(個人の感じ方にもよる)音楽や動画専用や家のWi-Fi環境限定で使うサブ機として使うのならばアリ。
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古いiPhoneはサブ機として優秀 |
7も8も今からわざわざ中古で高いお金を出して購入するのはオススメしないけど、Androidをメインスマホとして使っている人が「iPhoneにも触ってみたい」という目的で購入するならば、iPhone8は十分価値があると思う。
iPhone8を購入する場合は、できるだけ安く中古15,000円以下で購入したい。それ以上高いと、iPhoneSE2を購入した方がコスパが良くなるので注意!
リンク
メイン機ならばiPhoneSE2かSE3
iPhoneSE2
発売年:2020年
CPU:Apple A13 Bionic(iPhone11と同じ)
対応OS:iOS 17.5(最終更新日2024.5.13)
中古価格(Amazon整備済み品):64GB[17,000円~]、128GB[22,000円~]、256GB[30,000円~]
iPhoneSE3
発売年:2022年
CPU:Apple A15 Bionic(iPhone13と同じ)
対応OS:iOS 17.5(最終更新日2024.5.13)
新品価格(Amazon SIMフリー):64GB[62,800円]、128GB[69,800円]、256GB[84,800円]
中古価格(Amazon整備済み品):64GB[40,000円~]、128GB[51,000円~]、256GB[60,000円~]
※調査日:2024年5月24日
ホームボタン付きのiPhoneをメイン機として使いたいならば、iPhoneSE2とSE3の2択。
SE2はiPhone11と同じCPUなので、最新iOSへのアップデートはあと最低1回、SE3はiPhone13と同じCPUなので、最新iOSへのアップデートはあと最低2回と思われる。(現在、最新iOSへの対応機種で一番古いのはiPhoneXSという状況から予想)
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引用元:Apple.com |
どうせなら最新iOSへ長くアップデートできるSE3を選びたいところだけど、SE3は現在新品は60,000円~、中古は40,000円以上とコスパが良くない状況なので悩ましい...。
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50,000円以上出せば中古のiPhone12や13も購入できる |
ただし、お金よりもホームボタン付きで長くサポートされるiPhoneが欲しいならば、SE3で決まり!(ゲームをする場合もSE3)
コスパも重視したいという場合は、あと1年しか最新iOSが使えないかもしれないというリスクはあるけれど、25,000円以下で購入できるiPhoneSE2(128GB)をオススメしたい。というか、僕ならばこの中ではiPhoneSE2(128GB)を選ぶ。
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SE3の方がCPUの世代が新しい(高性能でサポートが長い) |
もちろん、64GBモデルのほうが安いけれど、最近はアプリの必要容量がどんどん増えているので、メイン機として使っているとあっという間に64GBは埋まってしまうから、最低でも128GBは欲しい。
さらにメイン機として使うつもりなら、中古でもバッテリーの最大容量が80%以上、できれば90%以上残っているものが欲しい。理由はiPhoneSE2とSE3は搭載バッテリーの容量が少ない(1821mAh)から。劣化しているバッテリーだと頻繁に充電が必要になってしまい不便。
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バッテリーが弱っているものは避けたい |
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まとめ
今回はセリアのiPhone
SE(第3世代・第2世代)/8/7用手帳型ケースメッシュタイプのレビューを書いてみました。
ひさびさのiPhone用ケースの記事だったので、どう書けばいいのか忘れていて苦戦したのは内緒。
メッシュケースは100円で購入できることを考えると多機能で素晴らしい商品ですが、メイン機用としては辛い部分があるので、サブ機用としてオススメしたいです。
例えばメイン機を引退した「家でしか使わないiPhone7や8のためのホコリ避けも兼ねたケースが欲しい」という用途ならばピッタリの商品です。
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ちなみにメッシュケースは色違いの白もある |
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!