こんにちは!
2024年になって、初めて初代メトロイドを遊んでみた!
今回の記事をオススメしたい方
- 初代メトロイドに興味がある
- 初代メトロイドを遊んだ詳しい感想が知りたい
- 2024年現在初代メトロイドを遊べるゲーム機が知りたい
初代メトロイドとは?
宇宙戦士(スペース・ハンター)サムス・アラン。今、その戦いが幕を開ける。
このタイトルは、1986年に発売されたファミリーコンピュータ・ディスクシステム用のアクションゲームです。他の生物に取りつき、エネルギーを吸いつくしてしまう恐ろしい生命体「メトロイド」。宇宙海賊に奪われたメトロイドを追って、宇宙戦士サムス・アランは宇宙海賊の本拠地「要塞惑星ゼーベス」へ向かいます。ゼーベスの各所に隠されたパワーアップアイテムを手に入れることで、武器やパワードスーツの能力を強化し、マザーブレインの破壊をめざします。
引用元:FAMILY COMPUTER Nintendo Switch Online 「
メトロイド」
メトロイド(以下初代メトロイド)は1986年に任天堂より発売されたファミリーコンピューター・ディスクシステム用のアクションゲーム。メトロイドシリーズとしては記念すべき1作目。2024年現在ではディスクシステム以外にSwitch(Switc
Online)などでも遊ぶことができる。
ゲーム内容は要塞惑星ゼーベスを探索し、マザーブレインを破壊することが目的の横スクロールの探索型アクションゲーム。1作目から、探索してアイテムを入手することで、主人公のサムスがパワーアップして出来ることが増えるというシリーズでお馴染みの要素は既に存在している。
長い間、ファミコンディスクシステムでしか遊べなかったので、2004年にGBAで発売したファミコンミニ版やWiiのVC(バーチャルコンソール、レトロゲームのDL販売)などで気軽に遊べるようになるまで、1作目なのに影が薄かった印象がある。
ちなみに2004年にはGBAで「メトロイドゼロミッション」というメトロイドの完全リメイク版も発売されている。
僕の初代メトロイドとの出会い
僕は2004年にGBAでファミコンミニ版が発売されるまで、初代メトロイドの存在を知らなかった。
それは僕がゲームに触れ始めた1990年代には既にファミコンディスクシステム(以下ディスクシステム)は下火になっていたからで、メトロイドシリーズの話に毎回出てくる僕がよく行っていたジャスコ(現イオン)のおもちゃ売り場でもディスクシステムを扱っていた記憶がない。
そして小学生の頃の友人たちもファミコン、スーファミ、GBは持っている人が多かったけど、ディスクシステムは持っている人は1人いたか、いなかったぐらいだと思う。
だから、ディスクシステムの存在は何となく知っていても、何のゲームが発売されていたかを詳しく知らなかった。インターネットがない時代は気軽に調べる手段がなかったのが大きいし、90年代までの日本は過去を振り返るよりもどんどん先に進む雰囲気があったせいかもしれない。
子ども心にGBのメトロイド2は1作目がないのに「なぜ2なんだろうか?」とか、マリオ1とマリオ3はファミコンカセットであるのに「なぜ2はないのだろうか?」と疑問に思っていたぐらいに無知だった。
その後、時が流れて、2004年にファミコン20周年記念のGBAでの復刻版ファミコンミニの第3弾のディスクシステムのラインナップにメトロイドが入っていることに気づいて、「そうか!メトロイドの初代はディスクシステムで発売されていたのか」と初めてきちんと知ることができた。
2005年にスーパーメトロイドを遊んだ後にファミコンミニ版の中古がすごく安くなっているタイミングで、初代メトロイドも遊んでみたい!と思ったものの、今さらファミコンのゲームは辛いかもな...と躊躇してしまい遊ぶことなく、現在の2024年を迎えてしまった。
今回遊んだハードは?
僕は今回初代メトロイドを「ニンテンドークラシックミニ
ファミリーコンピューター(以下ミニファミコン」で遊ぶことにしました。
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初代メトロイドを含む30タイトルが遊べるミニファミコン |
ミニファミコンを選んだ理由
- ミニファミコンしか初代メトロイドを遊ぶ手段を持っていない
- ミニファミコンを購入してからあまり使っていないから
理由は、あまり使っていないミニファミコンを初代メトロイドを遊ぶことで活用したかったというシンプルなもの。メトロイド2の時と違って、全く迷う要素なし!
初めて遊んだ紹介のような感想
ここでは僕が今回初めて初代メトロイドを遊んだ感想を書いています。
この記事を見てくれた方に初代メトロイドを知って興味を持ってほしいので、紹介が半分、感想が半分という形の内容になっています。(※多少のネタバレ要素を含んでいるので、ご了承ください)
感想を書いた人のゲーム経験
「ファミコンよりはGBやスーファミのゲームで育てられた世代。アクションゲームは好きだけど、そんなに上手くない。メトロイドに関してはスーパーメトロイドとメトロイド2の知識がベースとなっている。」
1作目なのでストーリー=目的となっている
初代メトロイドは謎の暗い洞窟のような場所からいきなり始まる。
1作目なのに何の説明もないの?と最近のゲームに慣れているとビックリするけれど、ファミコンのゲームでは珍しくない始まり方だったりする。
一応、タイトル画面のまま少し放置しておくと、簡単なストーリー(導入部分)がテキストで表示されるので、何もゲーム中に説明のない続編のメトロイド2よりは配慮されているとも言える。
ちなみに説明書には1作目らしく詳しい世界観の設定とストーリーも書いてある。
説明書のストーリーの要約(重要な部分だけ抜粋)
コスモ歴2000年代、銀河系では多くの惑星からの代表者からなる、議会をもとに「銀河連邦」を設立した。
銀河局は星間連絡船を襲う「宇宙海賊」に対抗するために銀河連邦警察を組織したが、海賊の攻撃が強大で広大な宇宙の中で捕らえるのは困難だった。
そこで連邦局は連邦警察とは別に勇猛果敢な戦士たち、宇宙戦士(スペースハンター)を集め、海賊たちと戦わせた。彼らは海賊を捕え賞金を受け取る、宇宙の賞金稼ぎであった。
コスモ歴20X5年、外宇宙調査船が宇宙海賊に襲われ「惑星SR388」で発見された未知の生命体カプセル(メトロイド)を奪われてしまった。
メトロイドはベータ線を24時間操車すれば活動を再開し、増殖する。SR388星はメトロイドによって破壊された可能性が強く、不用意にメトロイドを増殖されるのは非常に危険。メトロイドが海賊の手によって増殖され、武器として使われるようになれば、銀河文明が破滅してしまう。
連邦警察は必死の捜索の末、海賊の本拠地「要塞惑星ゼーベス」を発見し、総攻撃を行ったが、攻め落とすことはできなかった。
そこで連邦警察は最後の手段として宇宙戦士をゼーベスの内部に侵入させ、要塞の中心であるマザーブレインを破壊する作戦を決定。選ばれた戦士が「サムス・アラン」である。
説明書をよく読むと、宇宙戦士(スペースハンター)である主人公のサムスが惑星ゼーベス内部に単独潜入して、マザーブレインを破壊するのがゲームの目的であることがわかる。
今のゲームはゲーム中にしつこいほど説明があるから、誰でもある程度はストーリーや目的を理解して遊ぶと思うけど、ファミコン時代のゲームはストーリーや目的をあまり理解せずに遊んでいた人も多かったような気がする...。
考えてみると、僕も子どもの頃は説明書をそこまで詳しく読まなかったし、ストーリや目的も何となくの理解だった気がする。昔のゲームはシンプルだったから、それでも遊べてしまったというのも大きいけれど。
僕は同じく説明不足気味のメトロイド2を遊んだ直後だったので、前作である初代にはそもそもゲーム中の説明を期待していなかった。
ちなみに初代メトロイドはゲーム中にはストーリーを表現するテキストもデモシーンも一切ないから、ストーリー=目的(マザーブレインを破壊すること)となっている。
操作はシンプルだけど、操作性は良くない?
操作はシンプルだけど、一部不便で上手く操作できない場面がある。
初代メトロイドの操作
十字ボタン上:銃を上に向ける
十字ボタン下:丸まる
十字ボタン左右:サムスの左右移動
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:ビームを打つ/丸まっている時は爆弾をセットする
セレクトボタン:ビーム/ミサイルの切り替え
スタートボタン:ポーズ
ポーズ中に2コンのAボタン+十字ボタン上:CONTINUEとSAVEメニューの呼び出し
ファミコンはコントローラーのボタンが「十字ボタン、Aボタン、Bボタン、セレクト、スタート」の5種類しかないから、操作は超シンプル!基本的には十字ボタンでサムスを動かして、Aボタンでジャンプ、Bボタンでビームを打つだけ。
探索してアイテムを入手することで「爆弾(ボム)が使えるようになったり、アイスビームなど特殊効果があるビームが打てるようになったり、ジャンプが高くなったり」と、出来ることが増えるシリーズお馴染みの要素は初代からある。
ちなみに今回の初期状態のサムスは「丸まれない、ミサイルも打てない、ビームの射程も短い」という非常に非力な状態(シリーズ最弱?)から始まるので、よりアイテムによるパワーアップが実感できる。
僕が初代の操作で一番驚いたのは、メトロイド2やスーパーメトロイドと違って、ジャンプ中に下方向にビームを打てないことと、しゃがんでビームが打てないということ。そのせいでサムスより低い位置にいる敵に攻撃がしにくくて苦戦した...。
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上に打てるのに下に打てないのは変な気もする |
爆弾(丸まってセットする)が下方向に攻撃するのに有効だということに途中から気づいたけれど、爆弾は上手く使うにはコツがいるから、下方向にビームを打てないのは初代の難易度が上がっている一因だと思う。
そして僕が操作性が悪いと感じたのは、水中や炎の海というダメージを受けるエリアに入っている時に重くなって、抜け出しにくくなること。特に近くに足場がある狭い場所だと、引っかるような感じになって抜け出せなり、ハマってしまうことがあってイライラした。
他にも届くはずの場所にジャンプしても届かないことがよくあるので、仕様の可能性もあるけれど、僕は初代の操作性はあまり良くないのでは?と感じた。
雑魚敵はバリエーションが豊富だけど、ボスは地味
初代メトロイドの雑魚敵は全39種類とバリエーションが豊富!
ただし、同じ姿の色違いの敵が何種類かいるので、メトロイド2やスーパーメトロイドほどは種類が多いとは感じない。
雑魚敵は主に虫のような生物系とエネルギー生命体の2つの種族がいて、見た目はゲーム中のドット絵も説明書のイラストも気持ち悪い。生態は壁や地面などの決まった場所を動き回るやつと、空中を飛び回ってサムスに向かってくるのやつの2種類にわかれる。特にサムスに向かってくるやつは攻撃も当てにくいし、動きのパターンがわかるまでは苦戦させられる。
そしてこのゲームの雑魚敵はみんなタフなので、ビームで倒す場合は何発も当てないと倒せないようになっていて、敵からサムスが受けるダメージは序盤でも8ポイント、終盤だと20ポイント以上と多いので、慣れるまでは辛い戦いになる。
僕はビームの射程が伸びるロングビームと敵の動きを止められるアイスビームを入手してから、やっとまともに戦えるようになるな...と思った。
ボスはラスボス以外には「リドリーとクレイド」という2体の小ボスがいるけど、僕は最初に会ったクレイドが強すぎて倒せないので、別のエリアに行って先にリドリーを倒した。(正しい倒す順番はあるのか?)
リドリーもクレイドも攻撃が強くてタフでなかなか倒せないけれど、どちらも動きが鈍いので、僕はボスとよりは障害物を破壊しているように感じた。こちらもエネルギータンクを集めてサムスを強化した後に耐久力に物を言わせて、ダメージを受けつつも攻撃し続けるゴリ押し戦法で倒したので「この倒し方でいいのか?」という疑問は残った。
初代からメトロイドのゲーム性は完成されていた
シリーズのゲーム性は既に完成されている!
初代メトロイドは1作目なのに「アイテムを入手してパワーアップ、アイスビーム、サムスの丸まりと爆弾、ミサイルで開ける扉、多彩な敵とその動き、隠し通路、スクリューアタック」など、シリーズのお馴染みの要素が既に存在しているので、メトロイドとしてのゲーム性は既に完成しているのが素晴らしいと思った。
僕のように先に2やスーパーを遊んでいても違和感なく「メトロイド」だと感じられる出来。
「先に進めずにひたすら迷って、嫌になっている中でどうにか進める道を見つけて嬉しくなる...」そんなメトロイドのプレイ感覚を持っている。今回初代を遊んで、2やスーパーの初回プレイ時に同じように迷ったことを思い出した。
ちなみに初代は明確なエリア切り替え(エレベーターで移動する演出)があったり、一度に探索できる範囲が広いので、2よりもスーパーに近いゲーム性を感じた。
おそらく初代をベースによりアクション性を高めて、遊びやすくして、グラフィックを綺麗にしてブラッシュアップさせたものがスーパーメトロイドなんだと思う。
説明書のネタバレが酷い
読むべきか迷う?説明しすぎている説明書!
メトロイドは2もスーパーもゲーム中の説明は不足していて、説明書がネタバレする勢いで詳しく書いてあるのが定番だったけど、初代の説明書はシリーズで一番ネタバレが酷いと思った。
ストーリーや雑魚敵の紹介や入手アイテムの紹介は良いとしても、ゲームの進め方や全体マップやエリアの説明、小ボス2体の紹介、ラストの展開やヒントまで書いてあるのにはビックリした...。
昔はゲームの情報や説明書や攻略本や遊んだ人の口コミしかなかったので、情報がなさすぎて遊ぶ人が困るよりは説明書で補足する方が親切ではあるけれど、ネタバレがすぎると自分が遊ぶことで知る楽しみがなくなってしまうと思った。
初代に関しては、他のメトロイドを遊んだことがあって、メトロイドの当たり前を知っている人はあえて説明書を見ない方が良いかもしれない。(操作方法やセーブのやり方だけ確認するのはアリ)
ちなみに僕は2とスーパーの時に説明書がネタバレすぎると学習していたので、初代の説明書はクリア後に読むことにしていた。
※現在、初代メトロイドの説明書はニンテンドークラシックミニ
ファミリコンピューターの
公式サイト内でPDFファイルとして公開されています。
サムスはサイボーグだった?
メトロイド2ではスーツのスペックのみ、スーパーメトロイドでは紹介なしだった主人公のサムスが初代の説明書ではどう書かれているのか見てみました。
説明書のサムスに関する記述
- 彼は最も優秀な宇宙戦士であり、絶対不可能といわれていた数多くの事件を解決してきた。
- 全身にサイボーグ強化手術をうけ超能力をも身につけた人物
- 敵をパワーを吸収するスペース・スーツは海賊たちにも恐れられていた。
- 真の正体はまったくの謎に包まれていた
やっぱり初代は1作目なので、続編の2やスーパーよりも詳しいサムスについての情報が載っていた!
でも「全身にサイボーグ強化手術をうけ超能力をも身につけた人物」という記述に驚いた...サムスってサイボーグだったの?生身の人間が高機能なスーツを着ているだけじゃなかったのか。
初代から隠し設定でサムスの中の人が女性(条件を満たすとエンディングで素顔が見れる)というのはあったみたいだけど、サイボーグという設定は初代だけだったりするのかな?どうなんだろう。
今ファミコンのゲームを遊ぶのは辛い
初代メトロイドの高難度&不親切仕様のコンボに苦しんだ...
冒頭に書いた通り、今ファミコンのゲームをクリアを狙って遊ぶのだから、理不尽な高難易度に苦しむことは覚悟していたけど、さらに不親切な仕様にも苦しむことになるとは思わなかった。
僕にとって、セーブ&コンティニュー後の再開時にサムスのエネルギーが30になる仕様は本当に辛くて初代メトロイドを遊ぶのが嫌になるものだった。本当に途中でぶん投げそうになったぐらい。
最初の頃は回復の稼ぎが必要とわかっていても、その時間がもったいない!と思ってしまって、エネルギー30の状態で無理矢理進んで、ゲームオーバーしまくっていた。
それでも序盤はどうにか進めたけれど、2番目のエリアと3番目のエリアでは敵が強くてエネルギー30の状態だと一瞬でやられるので、回復の稼ぎをする必要に迫られた。
そして「ゲーム再開→回復の稼ぎ→探索→ゲームオーバー」を繰り返しているうちに時間ばかり無駄に過ぎて効率が悪くて嫌になってきたので、ミニファミコンの中断機能を使うことにした。
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中断ポイントを作っておけば、何度でもやり直すことができる |
それは「エネルギーが満タンに近い状態で中断しておいて、アイテム入手などの探索の成果が出ればそのまま進んで、成果が出ずにエネルギーが少なくなってしまったら、リセットして中断した状態からやり直す」という方法。
僕はなるべくオリジナルに近い状態で遊びたいと思っていたから、中断機能を使うのはあまり気が進またかったけれど、このまま途中で止めてしまうよりはいいと思い妥協した。
おそらく、回復エネルギー稼ぎはRPGのいわゆるレベル上げと一緒で、昔の容量が少ないゲームのプレイ時間を伸ばす工夫だったのだろうけれど、効率化が進んで、娯楽が多様化した今の時代では単なる非効率な作業にしか感じない...。
一応、2やスーパー違って、扉や画面を切り替えなくても同じ場所で少し移動すれば敵が復活する仕様になっているから、回復稼ぎはしやすくはなっているのだけど。それでも面倒なことには変わりない。
薄々わかっていたけれど、今そのままファミコンのゲームを遊ぶのは辛いことなんだな...と思った。回復稼ぎが必要な仕様がなければ、初代メトロイドは1作目にしてはビックリするほど完成されている面白いゲームではあるんだけどね。
グラフィックのデザインは完成されている
初代なのに完成されているデザイン!
サムスも雑魚敵のグラフィクもファミコンのドッド絵の時点で既に完成されたデザインなのが素晴らしいと思う。ラスト付近に出てくるシリーズを象徴する存在の「メトロイド」も続編を先に遊んでいても違和感がないぐらい完成されてるグラフィックだった。
ただし、ステージの背景は改善の余地があるし、小ボスのリドリーもクレイドも迫力がないカワイイ見た目なのはイマイチなポイント。おそらく背景の臨場感が増して、ボスを大型化することが出来たのがスーパーメトロイドになってからなんだと思う。
そしてサムスも雑魚敵も動き(アニメーション)がまだ硬いし、サムスは走るとチョコチョコとカワイイ動きをするので、動きのパターンが少ないと感じた。まるまってジャンプする時の動きは続編と同じような動きをするけどね。
メトロイド2の記事の時に「
なぜファミコンのゲームの続編がGB?」という内容を書いたけれど、初代と2のサムスの動き(アニメーション)を比較すると、2は数段パワーアップしていることが理解できた。
ディスクシステムの独自音源が耳に残る
初代メトロイドの音楽と効果音は今聴いても特別感がある!
サウンド
ファミコン本体では矩形波など限られた音色しか出せなかったが、ディスクシステムではサウンド機能を拡張するために、周波数変調できる波形メモリ音源[6]が搭載され、ゲームプログラムから利用できるようになった。このようにROMカートリッジでは音源の拡張に特殊なチップを要したのに対し、ディスクシステムは簡単に音源を拡張できるのが利点であった[7]。
(https://ja.wikipedia.org/)
アクセス日時:2023年8月22日 23:57(日本時間)
ファミコンディスクシステムは波形メモリ音源が搭載されていたので、ファミコンでお馴染みのピコピコ音以外の音が出せるのも特徴だった。
初代メトロイドでもその波形メモリ音源が活かされていて、タイトル画面の冒頭は重苦しい雰囲気の音楽で始まるし、セーブファイルを選んだ後のゲームスタート時の音楽も重厚感があって、深みがある音になっている(スーパーメトロイドでもお馴染みの曲)。
音楽だけではなく効果音も、アイスビームの「ビビビ」、扉が開く時の「ビュー」、敵に攻撃が効かない時の「カンカン」、雑魚敵に攻撃した時の「バァバァ」という鳴き声、メトロイドに攻撃した時の「ビビビィ」という鳴き声など、耳に残る音が多い。
趣味が悪いかもしれないけれど、サムスがやられて弾け飛ぶ時の音も好き。
今聴いても印象に強く残る音楽や凝っている効果音だと感じるので、1986年当時に初代メトロイドを遊んだ人はもっとこの音に感動していたのかもしれない。
セーブからの再開後のエネルギーが鬼畜仕様
ゲーム再開時(コンティニュー後)のエネルギーが少なすぎて辛い!
2とスーパーはエリアに点在しているセーブポイントでセーブするタイプだったので、初代も同じ仕様だと思っていたけど、初代はゲームオーバー時または、ポーズ中に2コントローラーで特定のコマンドを入れることでセーブする仕様だった。そして再開地点は初期位置で固定。(コンティニューからの再開はゲームオーバー時のエリアの初期位置)
いつでもセーブできるけれど、再開地点が決まっているのは任天堂のゲームでは昔のゼルダと同じ仕様。
探索して、アイテムを入手した後にゲームオーバーになってもセーブできるから親切な仕様!と思っていたけれど、ある問題に気づいた...。それはセーブやコンティニュー後に再開すると、サムスのエネルギーが30になっていること。どんなにエネルギーが多い状態でセーブしても、ゲームを進めて最大エネルギーが増えても30になる。(ちなみにミサイルの数は保存される)
エネルギー30の状態で再開するのがなぜマズいかというと、このゲームは序盤の雑魚敵からも8pのダメージを受けるので、すぐに回復しないとあっという間にやられてしまう。
さらに2やスーパーと違って、エネルギーとミサイルが満タンになる回復ポイントが存在しないので、回復するには雑魚敵が落とすエネルギーボールを狙うか、全部で5個しかないエネルギータンクを手に入れるしかない(エネルギータンクを取ると全快する)
つまりセーブとコンティニューの再開後は毎回エネルギーが30になるので、雑魚敵を倒してエネルギーを稼いで回復する必要があるということ。ちなみに雑魚敵は通常の敵は回復エネルギーボールを5p、特定の強い敵が5pか20pをランダムで落とす。
この稼ぎの何が辛いかというと、雑魚敵からチマチマ稼ぐと、エネルギーを満タンにするまで10分ぐらいかかってしまうということ。
僕はこの再開時に毎回稼ぐ時間が必要な仕様に「やってられん!」と思ったので、セーブは使わずにミニファミコンの便利機能の中断を使って、なるべくエネルギーが多い状態をキープし、回復の稼ぎは最小限にして遊ぶことにした。
ビームだけで戦うと苦戦する
ビームが弱いので、ミサイルと爆弾を有効に使う必要がある!
初代メトロイドではサムスの標準武器であるビームがとにかく弱い。連打して何発も当てないと敵を倒せないし、初期のビームは射程が短く、少し離れた敵に攻撃できないので序盤は本当に苦戦する。
僕はロングショットでビームの射程が長くなり、アイスビームで敵の動きを止められるようになってから始めてまともに敵と戦えるようになったと感じた。(アイスビームを入手すると楽になるのは2やスーパーも同じだけど)
そしてビームが当たらない低い位置にいる敵には爆弾を使うと攻撃しやすいことに中盤以降になってから気づいた。爆弾(ボム)はメトロイド2やスーパーメトロイドでは隠し通路を見つける以外にはあまり使わないのに初代ではこんな役割も与えられていたのか...。
ミサイルはシリーズではビームより強力というのが常識だけど、初代のミサイルは特に強い!ビームではなかなか倒せない敵もミサイルでは1発で倒せてしまうほどの威力。だからといって、ミサイルは個数が限れているから撃ちまくれないし、特定の扉を開けるのにも必須だから無駄遣いできないのが悩ましい。敵を倒すとランダムでミサイルを落とすけれど、たった2個なのも辛いところ。
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特に序盤はミサイルを無駄遣いできない |
初代はビームが強すぎず、ミサイルや爆弾を有効に使う必要があるので、無駄な武器がなくてバランスは良いのかもしれない。
ただし、終盤に手に入る波動ビーム(威力が強く、低い位置にも攻撃できる)とスクリューアタック(丸まりジャンプ中に攻撃できる、威力強い)の2つに関しては反則級に強い。
マップの使い回しが多い&攻略の順番がわかりにくい
マップの使い回しが多いから迷いやすい!
初代は最初と最後のエリアを含めて全部で5つのエリアがあるけれど、マップは同じエリアの中で使い回しが多いから、迷いやすくて困った。僕は最初使い回しが多いことに気づかずに同じマップをループしている(行ったり来たりしている)と思ったり、行ったことないマップを同じ風景のために、一度行って探索済みだと勘違いしていた。
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似たような背景が延々と続く場面が多い |
途中からファミコンだから容量の都合で、マップの使い回しが多いことを理解して迷わなくなったけど、仕様なのか?仕掛けなのか?がわかりにくいのは昔のゲーム特有の現象かもしれない...。
ちなみに初代も2と同様にオートマッピング(行った場所が自動で記録させる機能)やマップで自分の現在地がわからないけれど、初代はマップがあまり広くないせいか僕はあまり困らなかった。ただし、マップを把握していない序盤は苦戦するので、やっぱりマップはあった方が遊びやすい。
初代は2やスーパーと違って、割と序盤のうちに2番目のエリアと3番目のエリアに行けてしまうのが厄介な点だと思う。僕はこのせいで、最初のエリアをまだ探索するべきなのか、2番目や3番目のエリアに進むべきなのかがわからなくて(つまり攻略する順番)苦戦して嫌になりかけた。
色々と試しているうちにエリアによって敵の強さ(受けるダメージ)が違うと気づいて、ここはもっとサムスがパワーアップしてから進むべきだと理解して、何となく攻略する順番を気づくことができたけれどね。
そして、正規ルート(ゲームの進行に必須のルート)も地面や天井や壁を破壊しないとわからない隠しになっている場所が何箇所かあったので、メトロイドは初代から変わらないんだな...とも思った。正直エネルギータンクやミサイルは隠しにしてもいいけど、正規ルートはやめてほしい。
僕は「初代からそんなに隠しルートがあるわけないだろう」と油断していたから、まんまと迷うことになった...。
ラスボスはボスというよりは装置?
初プレイだけど、どうにかクリアすることができた!
最初は本当にクリアできるか不安だったけど、遊んでいた期間は4日間x1日約3時間ほどの計12~13時間で最後まで遊んでクリすることができた。いやー、心底ホッとした。
初代メトロイドの特殊なセーブ&回復の仕様と敵の強さに苦戦していて、プレイ時間7~8時間ぐらいまでは遊ぶのが嫌になりかけていたけど、ミニファミコンの便利機能の中断を活用すると決めて、ハイジャンプを手に入れて小ボス1体目を倒した後ぐらいで楽になって、一気にクリアすることができた。
ちなみに終盤に波動ビームとスクリューアタック(回転ジャンプ攻撃)、バリアスーツ(ダメージ半減)を入手すると、それまでが嘘のようにサムスが強くなる!
ラスボスはボスというよりは妨害装置をかいくぐって、心臓部を破壊するという感じだった。ゲームの目的が「マザーブレインを破壊せよ!」だから、目的の通りなんだけど、アクションゲームのラスボスとしては「え!これがそうなの...」と拍子抜けした。
ただ、妨害装置の攻撃が激しいので、初見でクリアするのがほぼ無理なんじゃないかと感じた。僕はラスボスの手前でミニファミコンの中断機能を使って、やられる度にそこからやり直したけど、当時のプレイヤーはやられる度にスタート地点からやり直したかと思うと、苦行すぎて言葉がない。
ラストエリアにはお約束のメトロイドが出てくるわけだけど、初代の発売当時はメトロイドにお馴染みのあの武器が有効だということは当然知られていないわけで、当時のプレイヤーはラスボスの手前で苦戦したのかもしれないな...。
ミニファミコンで遊んだ感想
ミニファミコンで遊んだ感想まとめ
- コントローラーが小さい
- コントローラーのケーブルが短い
- HDMI接続なので映像がキレイ
- ディスクシステム版の音が再現されている
- 中断機能が使える
- ディスクシステムのロード時間も再現されている
HDMI接続だから映像はキレイだけど、コントローラーが小さいのが欠点!
ミニファミコンはHDMIケーブルでテレビに接続して、映像出力が最大720pになるので、オリジナルのファミコンディスクシステム版より映像がキレイで鮮明。でも、僕はあえて画面設定を昔のブラウン管の滲みが再現されている「アナログテレビ」にして遊んでいた。
ミニファミコンの欠点はコントローラーが本物のファミコンのコントローラーより小さいこと。これが人によっては許せないポイントみたいだけど、僕は遊んでいるうちに慣れて違和感はなくなった。(ちなみに僕は手は大きい方)ただ、コントローラーのケーブルが短いのは不便だと思った。
全く同じかはわからないけど、ディスクシステム版の特徴がある音が再現されている。でも、同時にロード時間まで再現されているのには参った。セーブからの再開時とエリア切り替えのエレベーターに乗る時にフリーズしたかと思うぐらいの長いロードが入る。
ロード時間はなくして欲しかったけど、オリジナルのROMをエミュレーターで動かしているだけだと思うから仕様なのかもしれない。
今初代メトロイドを遊ぶには?
2024年8月現在、初代メトロイド2はファミコンディスクシステム版とミニファミコン版ととミニファミコン版とNintendo
Switch
Online版という主に4つの遊ぶ手段があるので、それぞれの特徴と違いをまとめてみました。
ちなみにゲーム内容は、2つとも1986年に発売された初代メトロイドなので、全く同じです。
オススメまとめ
「Switchを持っているならば、Nintendo Switch Online版が一番安く(月額306円)遊べるのでオススメ。ファミコンのゲームが好きならば、ミニファミコンも悪くない選択肢。」
ファミコンディスクシステム版
ファミコンディスクシステム版まとめ
「当時の環境を揃えて遊べたら最高だけど、初代メトロイドのディスクカードとファミコンとディスクシステム本体一式を揃えるのはかなりの出費が必要!」
機種名
ファミコンディスクシステム
発売日
1986年8月6日
メディア
ディスクカード
その他
接続するテレビ、ファミコン本体一式とディスクシステム本体一式が必要
購入価格の目安
完品(ディスクカードとケースと説明書)
5,800円~、ディスクカードとケースのみ
3,333円~(メルカリ調べ:調査日2024.8.25)
特徴
- 最初に発売されたオリジナル版初代メトロイド
- パッケージと紙の説明書がある
- 中古価格が高め
- 中古のディスクカードは読み込み不能になっているものがある
- ファミコンとディスクシステム本体一式が必要
1986年に最初に発売されたオリジナルの初代メトロイド。ファミコン用の周辺機器であるファミコンディスクシステム(以下ディスクシステム)用のゲームなので、メディアはROMカセットではなくて、ディスクカード(磁気ディスク)。
さらにディスクシステムのゲームを遊ぶにはファミコンとディスクシステム本体一式が必要なので、一からディスクシステム版初代メトロイドを遊ぼうとすると、かなりの出費になるのが最大の欠点。
ただし、もし当時の環境を揃えて遊ぶことができたら、好きな人にとっては何事にも代えがたい雰囲気を味わえるとも言える。(僕も一度ディスクシステムを触ってみたい気持ちはある)
メルカリでファミコンとディスクシステム本体の中古価格を簡単に調べてみました。(調査日2024.8.27)
動作確認できている
ディスクシステム本体一式は6,250円~だった。動作未確認のものは安くても中のゴムベルトが経年劣化で動作不能になっていることが多いので、高くても動作確認されているものを購入したほうが良い。
ファミコンと接続するために専用のROMアダプターが必要なので、ディスクシステム本体のみを購入するのもNG!
1986年にシャープから発売されたファミコンとディスクシステムの一体型ハード、
ツインファミコンは11,500円~であった。こちらもRCAケーブルで接続できる。ファミコンとディスクシステムを両方とも持っていないなのならば、ツインファミコンでもありかも。
ちなみにアナログチューナーを搭載している昔のテレビでないと、RFスイッチ(テレビのアンテナ入力)を通して映像出力できないので、RCAケーブルで接続できるAV仕様ファミコン、改造済み旧型ファミコン、ツインファミコンを購入するのをオススメしたい。
結論としては、一からディスクシステム版初代メトロイドを遊ぶために機材を揃えると、最低でも15,000円(初代メトロイドと本体一式の合計)は必要ということ。
これを安く見るか、高く見るかはあなた次第...
リンク
GBA(ファミコンミニ)版
GBA(ファミコンミニ)版まとめ
「ロード時間が短縮されているメリットはあるけれど、オリジナルとほぼ変わらない中古価格の復刻版に価値を見出すのは難しいかも」
機種名
ゲームボーイアドバンス
発売日
2004年8月10日
メディア
ROMカセット
その他
GBA、GBASP、ニンテンドーDS(初代とliteのみ)などのGBAと互換性があるゲーム機
購入価格の目安
箱説明書付き 5,677円~、カセットのみ
2,800円~(メルカリ調べ:調査日2024.8.25)
特徴
- 画面解像度がオリジナルと異なる
- ロード時間が短縮されている
- ディスクシステムの音源が再現されている
- 携帯機で遊ぶことができる
- 中古価格が高め
2004年にファミコンミニシリーズ第3弾のディスクシステムセレクションとしてGBAで発売された初代メトロイド。
Q.ファミコンミニシリーズとは、どのような製品ですか?
A.ファミコン生誕20周年にあたり、当時のファミコンソフトをそのままゲームボーイアドバンス用として復刻した製品です。ゲーム内容は、基本的にオリジナルのままです。
ゲーム内容はオリジナルと同じだけど、GBAはファミコンと画面解像度が異なるので、グラフィックの表示が調整されている。(GBA版の方が少し画面が狭いように感じる)
音楽はディスクシステムの音源を再現していて、オリジナルと比較してロード時間が短縮されているのが嬉しいポイント。
ちなみにファミコンミニシリーズは飾っておけるような特殊なパッケージも売りだった。
GBAのゲームを遊ぶにはGBシリーズの本体(GBA、GBASP、GBAミクロ)、ニンテンドーDS(初代、lite)、ゲームキューブ+GBPと色々と選択肢があるけれど、個人的にはニンテンドーDSliteをオススメしたい。
理由はニンテンドーDSliteはGBAのゲームをバックライトの明るい液晶で遊べて、
メルカリで中古価格が3,000円ほどで、動作確認済みの本体と充電アダプタ一式が購入できるから。
リンク
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター版
ミニファミコン版まとめ
「コントローラーが小さいのが唯一の欠点だけど、HDMI接続で今のテレビ環境で使いやすくて、初代メトロイドをお得に遊ぶことができる」
機種名
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター
発売日
2016年11月10日
メディア
内蔵ゲーム
その他
接続するテレビ、専用コントローラー、HDMIケーブル、USB(USB
A-MicroB)ケーブル、5V/1.0A /5W出力できるUSBアダプタが必要
購入価格の目安
中古本体一式4,500円~(メルカリ調べ:調査日2024.8.31)
特徴
- コントローラーが小さい
- HDMI接続なので画質が最大720pと綺麗
- 今の液晶テレビで遊びやすい
- いつでも中断セーブできる
- 画面(画質)を3種類から選べる
- 説明書がない
- 色合いや動作はファミコンディスクシステム版と微妙な違いがある
2017年に発売されたニンテンドークラシックミニ
ファミリーコンピューター(以下ファミコンミニ)の収録タイトルとして遊ぶことができる初代メトロイド。
ミニファミコンはHDMI接続で電源はUSBアダプタを使うので、今のテレビで遊びやすく、出力解像度は720pと本物のファミコン+ディスクシステムよりも高画質になっている。
さらにゲーム中にリセットボタンを押すことでいつでも中断セーブすることが可能なので、難易度の高い初代メトロイドを遊ぶためには非常に役に立つ機能もある。
画面設定も「アナログテレビ、4:3、パーフェクトピクセル」と3種類から選ぶことができて、特に昔のブラウン管の色のにじみや走行線を再現したアナログテレビモードが嬉しい。
ただし、ミニファミコンは昔のゲームをエミュレーターで再現したものなので、動作や色合いがオリジナルと微妙な差があるらしい。でも、なぜかロード時間はそのまま再現されていたりする。
欠点はコントローラーが本物のファミコンのものと比較して小さいこと。個人的には慣れれば問題ないと思うけど、ファミコンのコントローラに慣れている人に気になるポイントかもしれない。
ミニファミコンを
中古で購入すると4,500円~と決して安くないけれど、これだけで初代メトロイドを遊ぶことができて、さらに他にもファミコンの定番タイトルが29個収録されていると思えば、かなりお得であるとも言える。
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Nintendo Swicth Online版
Nintendo Switch Online版まとめ
「Switch本体を持っていればたった月額306円で、テレビでもSwitchだけでも初代メトロイドを遊ぶことができる」
機種名
Nintendo Switch Online(Nintendo Switch)
配信日
2018年11月14日
メディア
ダウンロード
その他
(テレビで遊ぶ場合のみ)テレビ、Nintendo
Switchドッグ、HDMIケーブル、Nintendo Switch ACアダプター
利用料金
Nintendo Swicth Online(1ヶ月306円)で遊び放題
特徴
- 月額306円で遊ぶことができる
- どこでもセーブでいつでも中断できる
- 巻き戻し機能で少し前からやり直せる
- テレビでもSwitch本体のみでも遊ぶことができる
- いつでもどこでも遊ぶことができる
- 7日に一度オンライン認証が必要
- 説明書がない
- 画質はTVモードは1080p、携帯モードは720pと高画質
- Joy-Conに十字キーがない
- 色合いや動作はファミコンディスクシステム版と微妙な違いがある
Nintendo Switch Onlineに加入して、Switchに「ファミリーコンピュータ
Nintendo Switch
Online」をダウンロードすることで、初代メトロイドを遊べるようになる。
Switch
OnlineはSwitchのゲームのオンラインプレイをするために月額306円で加入するサービスだけど、その他にファミコン、スーファミ、ゲームボーイの懐かしゲーム140タイトル以上が遊び放題になる特典もある。初代メトロイドも遊び放題になるうちの1本。
Switch
Online版の最大の特徴はSwitchのTVモードと携帯モードを使うことによって、初代メトロイドをテレビでもSwitch本体だけでも遊べること。その時の気分や状況に合わせて、テレビで遊んだり、Switchの液晶で遊んだり自由に選べるのが嬉しい。(※Switch
Liteの場合はテレビで遊ぶことはできない)
ミニファミコンと同様にどこでもセーブで中断可能、さらに巻き戻し機能で少し前からやり直すこともできるので、初代メトロイドを遊びやすくなる機能が揃っている。画面も同様に「アナログテレビ、4:3、パーフェクトピクセル」と3種類から選ぶことができる。
欠点はSwitchの標準コントローラーのJoy-Conに十字キーがないこと。初代メトロイドはシビアな操作を要求されるので、アナログスティックやボタンだと操作しにくい可能性があるかもしれない。
Switch本体を持っていれば月額306円で遊ぶことができて、さらにどこでもセーブで中断などの遊びやすくなる便利機能が使えるので、今から初代メトロイドを遊ぶ手段としては一番オススメ。
Switch本体に関する詳しい記事も書いているので、そちらもどうぞ。
購入してから6年半!今さら本格的にNintendo
Switchを遊んだ感想【レビュー】 | ひきこもりの生きる道
Nintendo
Switchを購入後6年半経ってから本格的に遊んだ感想を書いています。発売日に購入したのにあまり遊ばなかった理由や6年半経ってから本格的に遊び始めた理由、Switchの外観や機能の紹介、Switchは据え置き機なのか?携帯機なのか?Proコンは必要?などについても書いています。
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その他の方法
メトロイドプライムとメトロイドフュージョンをデータリンクさせる
ゲームキューブ版メトロイドプライムとGBA版メトロイドフュージョンをGBAケーブルを使って接続してデータリンクされると、ゲームキューブで初代メトロイドが遊べるようになる。
データリンクさせるために必要なもの
- ゲームキューブ本体一式
- GBAまたはGBASP本体
- GBAケーブル
- GC版メトロイドプライム
- GBA版メトロイドフュージョン
初代メトロイドを遊ぶための条件
初代メトロイドはあくまで2003年の同時期に発売されたメトロイドプライムとフュージョンを両方購入した人に対するおまけだったので、今から初代メトロイドを遊ぶために必要なこれらのハードや周辺機器、ソフトを購入するのは現実的ではないと思う。
メトロイドプライムもフュージョンもゲームキューブ本体もGBA本体も中古で高騰しているという問題もある...。
ゲームクリア後、NES版(海外ファミコン版)初代メトロイドで遊べるようになる。セーブはパスワード方式だが、1つだけパスワードを記録しておける。
「メトロイドゼロミッション おまけ要素」『ウィキペディア フリー百科事典日本語版』
(https://ja.wikipedia.org/)
アクセス日時:2023年9月5日 25:20(日本時間)
初代メトロイドのリメイク版であるGBA版メトロイドゼロミッションをクリアすると、初代メトロイドの海外版が遊べるようになる。
海外版は変更点があるらしいので、遊ぶ価値はありそうだけど、初代を遊ぶためにリメイク版のゼロミッションを購入してクリアまで遊ぶのは本末転倒な気がする...。
まとめ
今回は1986年発売のファミコンディスクシステムのゲームである初代メトロイドを遊んだ感想を書いてみました。
初代メトロイドは今遊ぶと「敵が強くて序盤のサムスが非力すぎる、セーブ後に再開するとエネルギーが30からスタートする&回復ポイントがないので稼ぎが必要になる」などの昔のゲームならではの遊びにくい要素が多いと思いました。僕は今回が初プレイだったので、その理不尽さに戸惑って、途中で遊ぶのが嫌になりかけた...。
それでも、1作目なのに既にシリーズのゲームデザインは、ほぼ出来上がっているという完成度の高さは感じられたので、今回遊んでみて良かったなぁとも思いました。
スーパーメトロイドや他の遊びやすいメトロイドを遊んだ後で、原点を知りたいと思ったり、昔の理不尽な難易度のメトロイドが遊びたいと思ったら、手に取って欲しい...そんな一作です。
そして邪道かもしれないけれど、個人的には中断セーブなどの便利機能が使えるミニファミコン版やSwitch
Online版を遊ぶことをオススメしたい。遊びやすくしないと、昔のゲームを遊ぶのは辛すぎるから...。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
※当記事に掲載されているメトロイドのスクリーンショットは任天堂株式会社の著作物です。